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井戸?宮殿?

WIRED.jpの記事に、インドの「階段井戸」についてのものがありました。

雨量の少ないインドでは、安定して水を得るために

地下水をくみ上げてくる必要がありました。

地下水にたどり着くにはかなりの深さまで掘り進まねばならず、

結果として井戸の底まで延々と続いていく階段ができあがったのだそうです。

階段井戸のいくつかは寺院としても機能しており、

なかでも11世紀につくられた

ラニ・キ・ヴァヴ グジャラート・パタンの女王の階段井戸」は、

2014年に世界遺産に登録されているのだそうです。

数百以上もの階段井戸がインド国内に現存していて、

一部はいまでも実用品なのだそうです。

ジャーナリストのヴィクトリア・ロートマンさんは約200カ所もの階段井戸を巡り、撮影。

2017年3月に『The Vanishing Stepwells of India』と言う

階段井戸の写真集を出したそうです。

井戸ではないものの、カンボジアアンコールワットも、

ため池的な水の供給設備だったようですね。

水資源は貴重なだけに、寺院や王宮として存続したのだと思います。

一方、水資源の豊富なわが国は、普通にどこを掘っても井戸が湧き、

豊富な降雨にため池を造りました。

なので、井戸やため池に装飾を施す発想は無く、シンプルなものになっています。

井戸に装飾とか贅沢に思えますが、

溢れる水湧く日本の井戸の方が実は贅沢なのかも知れませんね。